”怪物”ロナウド、インテル時代の高速ドリブル写真に再脚光 「電車で例えるなら…」

インテルでもインパクトのある活躍をしたFWロナウド【写真:Getty Images】
インテルでもインパクトのある活躍をしたFWロナウド【写真:Getty Images】

インテル移籍初年度の1997-98シーズンには25ゴールを挙げ、強烈なインパクトを放つ

 元ブラジル代表FWロナウドは現役時代、驚異的な決定力でゴールを量産する姿から“フェノーメノ”(怪物)と称され、数々の伝説を残してきた。1994年の欧州移籍後、名立たるビッククラブを渡り歩いてきたなかで、スペイン紙「AS」はインテル時代にドリブルシーンを捉えた一枚の写真をインスタグラムにアップ。ファンからは改めて称賛の声が上がっている。

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 ロナウドは1993年に母国の名門クルゼイロでプロデビュー。翌年にオランダのPSVに移籍すると、そこからバルセロナ、インテル、レアル・マドリード、ACミランと各国の強豪を渡り歩き、コリンチャンスで過ごした11年シーズンを最後に現役引退した。

 怪我に悩まされる時期も多かったが、キャリアを通じて並外れた得点力を発揮。特に、リーガ・エスパニョーラ得点王に輝いたバルセロナ時代(1996-97シーズン/34ゴール)、インテル移籍初年度(97-98シーズン/25ゴール)はディフェンダーのマークを無力化する圧巻のスピードとテクニックが際立っていた。

 スペイン紙「AS」公式インスタグラムは、インテル時代の若きロナウドがタッチライン際でドリブルする写真を添え、「ロナウドが動き始めたら止められなかった」と投稿。これには、往年の海外ファンから「史上最強の9番」「こちらが本物のロナウド」「電車で例えるなら、時速600kmのスピードと貨物列車のパワーを備える」「当時のプレーを見れたのは幸せの極み」といった声が上がった。

 パリ・サンジェルマンのフランス代表FWキリアン・ムバッペ、ドルトムントのノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランドなど、“怪物”と呼ばれる若手スターも出てきているが、ロナウドはやはり別格で、唯一無二の存在と言っても過言ではなさそうだ。

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