手倉森Jに最大の試練! レアル10番ハメスがコロンビア代表OA枠でリオ五輪参戦を熱望
レアルで批判浴びるも今季8得点10アシスト
だが今季は一転、苦難のシーズンを過ごしている。ラファエル・ベニテス前監督と衝突した挙句、コンディション不良などでスペインとコロンビアのメディアから大バッシングを受けた。パーティ三昧、体重オーバーに加え、パトカーと時速200キロのカーチェイスを繰り広げた挙句、練習場に逃げ込んだ事件で一気にイメージダウン。今年1月に就任したジネディーヌ・ジダン監督も信頼を口にする一方で、重要な試合ではベンチに置いている。高い買い物になったと考え始めているレアル側は、今夏にマンチェスター・ユナイテッドなどへの放出を検討しているとも報じられている。
今季リーグ戦25試合の出場も、時間にして1473分と稼働時間が短かく消耗も少ないため、コンディション的には大会の掛け持ちも不可能ではない。
不振、不調と大きな批判を浴びている今季だが、それでも公式戦8得点10アシストの数字を残しているハメスが、コロンビアのスーパースターであることに変わりはない。ザックジャパンを絶望の淵に突き落とした男が五輪参戦となれば、手倉森ジャパンには恐怖となりそうだ。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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