手倉森Jに最大の試練! レアル10番ハメスがコロンビア代表OA枠でリオ五輪参戦を熱望
米メディア報じる ブラジルW杯の悪夢再来か
8月にリオデジャネイロ五輪に臨む手倉森ジャパンに悲報だ。U-23日本代表は五輪本大会のグループリーグでコロンビアと同組となっているが、同国A代表のエースでレアル・マドリード所属のMFハメス・ロドリゲスが、6月に行われる南米選手権100周年の記念大会「コパ・アメリカ・センテナリオ」とともに、24歳以上のオーバーエイジ枠としての五輪参戦を希望している。米スポーツ専門テレビ局「ESPN」が、「ハメス・ロドリゲスは五輪とコパ・アメリカでのプレーを希望」と特集した。
「僕は全てに渡ってオープンだ。僕はまだ話していないが、コパ・アメリカでプレーしたい。オリンピックでのプレーに関してもオープンでいるんだ。僕が決めることではないが、オープンでいる。僕が(代表から)何を言われるか、様子を見ているところなんだ」
レアルの背番号10を背負う男はこう語った。南米選手権と五輪というメジャー大会が、今夏開催される。バルセロナのブラジル代表FWネイマールは、バルサとブラジル代表の駆け引きの末に五輪出場を選択した。だが、ハメスは2つの大会の掛け持ちに意欲を燃やしている。
ハメスは2014年ブラジル・ワールドカップで、日本代表をどん底に突き落とした男だ。グループリーグ第3戦で日本と対戦し、ハメスは後半から出場。サウサンプトンDF吉田麻也をあざ笑うような美技を披露するなど、1得点1アシストの華麗なプレーを見せてザックジャパンを4-1と粉砕し、グループリーグ敗退のとどめを刺していた。
そしてコロンビアをベスト8に導くと、大会後にレアル・マドリードに8000万ユーロ(約106億円)の移籍金で加入。栄光の「背番号10」を背負うハメスは、昨季の公式戦で17得点18アシストをマークした。
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