浅野拓磨、今夏スペイン移籍へ接近か 現地メディア報道「契約に近づいている」
トルコのトラブゾンスポル行きが噂されるも、2部アルメリアへの移籍報道に新展開
セルビア1部パルチザンを退団した日本代表FW浅野拓磨の去就を巡り、セルビアメディアはスペイン移籍に接近している可能性を報じた。新天地候補として挙がっていた同国2部(セグンダ・ディビジョン)アルメリアへの移籍について、「契約に近づいている」と指摘している。
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浅野は今月2日、自身のSNSなどを通じ、パルチザンとの契約解除を発表。一方的な契約不履行との見解を示すクラブ側と対立構造へと発展したなか、トルコ1部トラブゾンスポルからの関心が伝えられ、セルビアメディア「Mondo.rs」では年俸120万ユーロ(約1億5000万円)の3年契約という具体的な情報も報じられた。
新天地候補にはこのほか、スペイン2部(セグンダ・ディビジョン)アルメリアも挙がっていたが、セルビア紙「Informer」は「浅野、スペインのクラブに接近!」と見出しを打ち、新展開を報道。「彼の次の行き先はトルコ、正確にはトラブゾンではないかと推測していたが、スペインのアルメリアとの契約に近づいている」と指摘している。
アルメリアは今季スペイン2部に所属し、現在昇格プレーオフ圏内の3位につけている。2014-15シーズン以来となる1部復帰を目指すなか、来季の新戦力候補として浅野のリストアップ。チームトップの18ゴールをマークするナイジェリア人FWウマル・サディクとは昨季にパルチザンで共闘し、好連係を築いていたことから記事では「アルメリアが元パルチザンのサッカー選手を雇うためのシグナルである」と綴られている。
トラブゾンスポル側からは好条件を提示されたとの報道もある一方、アルメリアは来季、浅野が移籍先として希望しているとされる欧州5大リーグ(イングランド、スペイン、イタリア、ドイツ、フランス)のトップリーグで戦う可能性を残しているだけに、今後の動向に注目が集まる。
(FOOTBALL ZONE編集部)