C・ロナウドは歴史的「偉人」 3クラブ&代表で“100ゴール達成”を世界絶賛「天才!」
サッスオーロ戦で今季リーグ戦28点目を決めて大台に到達
ユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが、現地時間12日に行われたイタリア・セリエA第36節サッスオーロ戦(3-1)でクラブ通算100得点目となるゴールを決めた。これでロナウドは、マンチェスター・ユナイテッド、レアル・マドリード、ユベントスと異なる3つのクラブ、そして代表でも三桁ゴールを達成するという史上初の快挙を成し遂げたことになり、世界中から称賛の声が上がっている。
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敵地で臨んだ一戦で、ユベントスは前半28分にフランス代表MFアドリアン・ラビオのゴールで先制した。そして、前半終了間際に歴史的瞬間が訪れる。ハーフウェーライン付近から味方がヘディングで前線にボールを送ると、全速力で駆け上がったロナウドは右足のファーストタッチでカバーに戻ったサッスオーロDFの逆をついてマークをはがし、そのまま中に切れ込み左足でゴール左へ冷静に流し込み今季28点目を決めた。
ユベントス通算131試合目にして、100ゴールに到達したロナウド。通算118ゴールを挙げたユナイテッド、通算450ゴールを挙げたレアルに続く“大台”到達となった。また、ポルトガル代表でも通算103ゴールを記録しており、ユーベ自体は今季リーグ10連覇を逃したうえに、来季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得もギリギリの状況だが、ロナウド個人としては”3つのクラブと代表で三桁得点”と、サッカー史に新たな伝説を残す形となった。
スペイン紙「AS」やトルコメディア「Sputnik Turkey」など多くの海外メディアも、ツイッターなどで「歴史的記録」とこの快挙を称賛。また、ブラジル人のフェルナンド・カンポス記者が「クリスティアーノ・ロナウドは至るところで歴史を作ってきた。偉人だ」とツイートすると、「天才!」「間違いない」「怪物」などのコメントが寄せられ、チリ人のルイス・オマール・タピア記者は「ゴールマシン」と絶賛している。なお、米メディア「ジ・アスレチック」によると、3つの異なる国で三桁得点を達成したのもロナウドが史上初とのことだ。