吉田麻也、同点弾アシストも…失点関与で伊メディア低評価 「簡単にかわされた」
スペツィア戦にフル出場、背後を突かれる苦しい展開のなかで得失点の両方に関与
イタリア・セリエAのサンプドリアに所属する日本代表DF吉田麻也は、現地時間12日のスペツィア戦にフル出場して2-2で引き分けた試合で、「あまりにも簡単に飛んでかわされた」と失点への関与を厳しく批判された。
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吉田はセンターバックでスタメン出場したが、前半15分に相手MFトマッソ・ポベガのところへクロスボールがこぼれ球になると、決死のスライディングでブロックしにいくが防ぎきれずに失点。その後サンプドリアは前半のうちに同点としたが、後半28分には吉田の背後へのロングボールを受けたポベガが左足ボレーの構えを見せると、吉田はブロックを試みるがフェイントでかわされてしまい、最後は冷静に決められてしまった。それでも吉田は同35分、ゴール前への浮き球を相手と競りながら胸で落とし、FWケイタ・バルデの同点ゴールをアシストしている。
イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」で吉田は「5点」とされ、「当初は相手のロベルト・ピコリのマークが外れ、ラニエリ(監督)は大声で彼を戻した。多くのミスがあり、ディエゴ・ファリアスには苦しめられ、トラブルにも巻き込まれた。スペツィアの2点目では、ポベガを放置した」と厳しい言葉が並んだ。
また、サッカー専門サイト「トゥットメルカートウェブ・コム」では「5.5点」とされ、「(ポベガのゴールシーンは)あまりにも簡単に飛んでかわされた。ただし、2-2の場面では体を上手に使ってケイタにボールを与えた」と、得失点の両方に関与した場面が評価された。
チームが全体的に背後のスペースを簡単に使われてしまう展開に吉田も苦しんだが、引き分けという最低限の結果は手に入れた。