ユーベ退団名言のブッフォン、“宿敵兼盟友”のロナウドに言及 「僕にとって好人物」
ブッフォンは優勝を逃したなかでも例年通りゴールを量産したロナウドを称賛
今季限りでユベントスを退団すると発表した元イタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンが、2年間同僚だったポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドについて、チームの不調にかかわらず例年と同様にゴールを量産したことを強調している。
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ブッフォンは1978年生まれの43歳だが、17歳でパルマでのセリエAデビューから第一線で戦い続けてきた“鉄人”でもある。ユベントスには2001年に移籍し、06年にはイタリア代表としてワールドカップ(W杯)の制覇を果たした。その後、18年夏にはユベントスを退団してフランス王者パリ・サンジェルマンに加入するも1年で退団。19年夏から再びユベントスでプレーしている。
その18年夏にユベントスにやってきたのが、ブッフォンのキャリアの中で悲願となっているUEFAチャンピオンズリーグ(CL)で、スペインの強豪レアル・マドリードの一員としてユベントスを相手に芸術的なオーバーヘッドキックを決めるなど立ちはだかってきたロナウドだった。
ブッフォンはロナウドについて、「彼とは良い関係を築いているし、自分にとってはとても好人物だ」と話したうえで、ユベントスがリーグ10連覇を逃しただけでなく来季のCL出場権も危ぶまれる状況下で、得点ランキング首位(27ゴール)に立っているロナウドを称賛している。
「今季の彼は、ここ数年と同様に多くのゴールを決めた。チームが重要な目標を達成した時、個々の選手たちにも良い影響があり好成績を残すのは自然であり、逆の時には厳しい成績になるものだ」
ブッフォンはやや遠回しな表現ながら、チームの成績が近年まれにみる低調な状況のなかで、得点を重ねるロナウドについて言及した。
ブッフォンはユベントスを退団し、来季に現役続行か引退かも決めていないと話す。ロナウドもまた退団説が根強いが、21世紀のサッカー界で攻守のゴール前でベストプレーヤーの1人として知られてきた両者は、約2年間の共闘の間に絆を作っていたようだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)