新戦力躍動で五輪メンバー争いが激化! 手倉森監督も「自分で自分の首を絞めている」と苦笑い

トゥーロン国際でも熾烈な競争が待つ

 また、この試合は4月に熊本を中心とした九州各地で起きた地震の復興支援試合として開催された。「日本代表は国民の希望じゃなきゃいけない。今、熊本で困難に面している人たちに対して我々がエネルギーを注いで、パワーを届けるんだ、その覚悟を示せと選手たちにしました。みんな見事にやってくれたと思います」と、人々に勇気を与えられる試合だったと語った。

 リオ五輪本大会メンバーの選考に向けて、選手たちに残されたアピールの場は5月18日に開幕するトゥーロン国際のみ。オーバーエイジの選手候補の具体的な名前も少しずつ明らかになるなど、本大会18人のメンバー入りには熾烈な争いが待っている。残された短い時間のなかで、指揮官も頭を悩ませる日々が続きそうだ。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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