“浪速の黒豹”の驚愕リフティングボレー弾を往年のファン回顧 「異次元ってこのこと」
エムボマが1997年の開幕戦で繰り出した衝撃ボレー弾をJリーグ公式SNSがピックアップ
5月15日はJリーグ初年度となった1993年の開幕戦が行われた日で、「Jリーグの日」に制定されている。Jリーグ公式ツイッターは、記念日までのカウントダウンを始め、「懐かしの助っ人外国籍選手たち」と題して、“浪速の黒豹”こと元カメルーン代表FWエムボマの豪快弾を回顧している。
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今回Jリーグ公式ツイッターが取り上げたのは、1997年4月12日に万博記念競技場で行われたJリーグ 1stステージ第1節のガンバ大阪対ベルマーレ平塚戦(4-1)だ。
1997年にフランス1部パリ・サンジェルマンからG大阪に移籍したエムボマは、シーズン開幕戦でいきなり魅せる。
G大阪はFW松波正信の2ゴール、さらにはMF小島宏美のゴールで3点のリードを奪う。迎えた後半27分だった。
右サイドの松波からパスを受けたエムボマは、ペナルティーエリア手前左からマーカー2人の間を強引にドリブル突破しようとするも、相手の足に当たってボールが浮き上がる。これを右足でリフティングして自分のほうに引き寄せると、さらに素早く体を反転させて左足で蹴り上げ、落ちてきたボールを利き足の左足で豪快にシュート。強烈な一撃がゴール右隅に突き刺さり、挨拶代わりの初ゴールを決めた。
投稿で「ガンバ大阪のエムボマ選手が魅せた。脅威のテクニックとボレーシュート」と紹介されると、往年のファンからコメントが相次いだ。
「衝撃を昨日のように思い出す」
「今見てもやっぱりバケモノ」
「これは当時びっくりした」
「異次元ってこのこと」
「ダンスを踊っているようだ」
“浪速の黒豹”の異名を取ったアタッカーは、1年目から28試合25ゴールで得点王を獲得。日本での活躍をきっかけに、その後セリエAやプレミアリーグへのステップアップを果たした。