「アブリカ、仮想アフリカ、ナイジェリア…」手倉森Jトリオにガーナ戦後のヒーローインタビューで思わぬ“試練”
矢島、富樫、植田は毅然と対応
続けて登場したのはU-23日本代表初陣となった富樫。永島氏が最初にかけた言葉は「どうですか? ……あのゴール?」。あまりに具体性に欠く質問と何とも言えない間の悪さに、富樫は一瞬迷った表情を浮かべながらも「思ったよりもトラップがデカくなっちゃいましたが……」と落ち着いて返答した。永島氏は続く質問で完全に前のめり。「アブリカ、仮想アフリカ、ナイジェリアという戦いでしたが収穫はありましたか?」と迷走したが、冨樫はしっかりと受け止めた。
最後に答えたのはこの日主将を務めた植田だが、永島氏は最初に「あ……」と言葉に詰まる場面も。それでも1月のリオデジャネイロ五輪最終予選で数々の修羅場をくぐり抜けたハードマーカーは落ち着いて対応した。 多少不明瞭な滑舌に加え、珍問答もお茶の間に届けてしまった日本代表キャップ4試合のストライカーに対し、3人の若武者は洗練された受け答えで毅然と対応していた。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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