18歳でJ1デビューの浦和GK、ベテラン西川から感じた「映像とは違った良さ」
「GKの中でもレベルが一番下、トレーニングで質を上げていかないといけない」
今季の浦和には、FC東京などで実績を積み、今月中に40歳を迎えるGK塩田仁史も在籍している。その3人でのトレーニングを積み重ねる中、「僕は浦和レッズのGKの中でもレベルが一番下だと思っているので、トレーニングで質を上げていかないといけない」と話す鈴木だが、出場機会をつかもうとアピールする姿勢も旺盛。「昨季は練習試合を含めてなかなか自信を持ってプレーできなかったけど、今季はできるようになってきている」と、精神的な成長も感じているようだ。
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今後のリーグ戦に加え、自身が5試合ゴールを守ってきたルヴァン杯のグループステージ突破を果たせばその舞台でも、出番を掴む可能性は十分にある。10代の選手では稀有な落ち着きを持ち、「このクラブにお世話になったという気持ちがあるので、自分のプレーで勝たせたいという思いがある。トップチームの選手として育成の選手にお手本を示すこともできたら良い」とも話す鈴木が、浦和のゴールを守って勝利に導く試合も増えていきそうだ。
(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)
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