エバートンFW、伝説の”大五郎カット”姿に海外熱視線 「独特な髪型を蘇らせた」
02年日韓W杯でロナウド氏が披露した髪型をFWリシャルリソンが模倣
フェノーメノ(怪物)の異名を取った元ブラジル代表FWロナウド氏(現レアル・バジャドリード・オーナー)は、2002年の日韓ワールドカップで”大五郎カット”と言われた独特なヘアスタイルを披露し、世界中で話題となった。この伝説的な髪型を、同胞のエバートンFWリシャルリソンが模倣した姿が話題となり、海外メディアが熱視線を送っている。
日韓W杯当時、イングランド代表MFデイビッド・ベッカム氏(現インテル・マイアミ・オーナー)のモヒカンヘアが日本で大流行したのに加え、アイコンの1つになったのがロナウド氏の”大五郎カット”だ。頭部の前方のみに髪を残した斬新すぎるヘアスタイルは世界中で注目を浴び、当時から19年が経ってもその衝撃度は色褪せない。
そんななか、ブラジル代表FWリシャルリソンが”大五郎カット”を模倣した姿が話題になっている。アルゼンチン紙「Diario Ole」によると、5月10日に24歳の誕生日を迎えたリシャルリソンは、自宅でバースデーパーティーを実施。そこへマンチェスター・シティの同胞GKエデルソンを招いた際、エデルソンの手によって前頭部のみに髪が残った斬新なヘアスタイルに変貌させられたという。
その瞬間の写真がリシャルリソンの公式インスタグラムのストーリー(24時間で自動削除される写真・動画)にアップされると、海外メディアが続々と反応。「Diario Ole」が「太ったロナウドのような髪型に変貌」と報じれば、「伝説のストライカーのように見える」(英紙「ザ・サン」)「ロナウドの独特な髪型を蘇らせた」(ペルーメディア「El Comercio」)などと熱視線を送っている。
リシャルリソンはその後、前頭部の髪を剃ってバースデーケーキのろうそくを消す姿をインスタグラム上で公開。母国の英雄のように、ピッチ上で”大五郎カット”をお披露目する決断には至らなかったようだ。