「南野をリバプールへ戻すべきか」 英地元ファン投票結果を発表…2万件の回答内容は?

サウサンプトンに期限移籍中のMF南野拓実【写真:Getty Images】
サウサンプトンに期限移籍中のMF南野拓実【写真:Getty Images】

南野の来季去就を巡るアンケート調査を専門メディア「THIS IS ANFIELD」が実施

 今年2月にリバプールからサウサンプトンに加入した日本代表MF南野拓実の来季以降の去就を巡って、リバプールサポーターの間では意見が割れているようだ。

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 今季いっぱいまでの期限付き移籍となっている南野について、リバプール専門メディア「THIS IS ANFIELD」は、「リバプールはタクミ・ミナミノを来季もキープするべきか、それとも永久に、もしくは、一時的に放出するべきか」というアンケート調査をサポーター向けに実施し、約2万件の回答を得た。

 その結果、回答者の52%が今夏の南野のリバプール復帰を支持。「中盤で我々を引き裂いたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)でのパフォーマンスをまだ覚えている」「彼がプレーすることで戦力が落ちるとは思わない」といった南野のポテンシャルに期待する声や「もしも1カ月間に13分以上プレーしていたら、もっと別の一面を見せてくれていたかもしれない」と昨年12月19日のプレミアリーグ第14節クリスタル・パレス戦(7-0)でリーグ戦初ゴールをマークしたにもかかわらず、その後出場機会を得られなかった不遇を擁護する意見もあった。

 一方で、ほぼ半数となる48%の回答者は南野の放出を求める声を挙げており「セールに出したほうがいい。クオリティーのある選手だが、リバプールでプレーするには十分ではない」「コウチーニョの代役として契約するのであれば彼は素晴らしい選手だったかもしれない」「他にも良い選手はいる。放出して得たお金でもっと実力の確かな選手を取るべき」という意見の他に「キープレーヤーたちが負傷した時、我々のベンチは戦力を維持するうえで不十分。今季はその証拠の一つとなった」と、怪我で戦列を離れたレギュラー選手を補える存在になれなかったとする回答者もいた。

 南野はリバプールだけでなく、移籍先のサウサンプトンでもここ最近はインパクトを残せず、現地時間11日のプレミアリーグ第32節延期分のクリスタル・パレス戦(3-1)でも見せ場なしに終わった。サポーターの意見が二分された背景に、こうした現状が影響しているとも言えなくないだろう。リバプールとの契約は2024年6月末まで残ってはいるものの、今夏の去就が同選手のキャリアにとって大きな転機となるかもしれない。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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