伊代表の“プレーメーカー”がEURO欠場へ…公式戦25戦無敗中、大国の復活劇へ痛手に
MFマルコ・ヴェラッティ、右膝の負傷により全治4~6週間とPSGが発表
パリ・サンジェルマン(PSG)の28歳MFマルコ・ヴェラッティが、右膝の負傷により全治4~6週間と発表された。来月開幕の欧州選手権(EURO)で大舞台での復活をもくろむイタリア代表にとっては痛手となる。
イタリアは2016年の前回大会では、アントニオ・コンテ監督の指揮で内容的にも好印象を与えた。しかし、コンテ監督退任後には大苦戦し、18年ロシア・ワールドカップ(W杯)への予選はプレーオフ行きとなった上でスウェーデンに敗れ、60年ぶりに本大会出場を逃す事態になっていた。
その後、ロベルト・マンチーニ監督が就任し、若手への世代交代も図りながら現在は公式戦25戦無敗。来月開幕のEUROでは、大舞台でのイタリア復活が期待されている。
しかし、中盤に君臨するプレーメーカーについてPSGは、右膝の内側側副靭帯の負傷により、4~6週間の全治期間を発表。イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」では「彼の出場はほぼ不可能。マンチーニは代役を考えなければいけない」と報じた。
新型コロナウイルスの影響もある中で開幕が約1カ月後に迫ったEUROだが、イタリアにとっては中心選手を欠く可能性が高まった。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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