契約延長の神戸イニエスタ、絶妙スルーパスに脚光 「あと2年間このプレーが見られる」
11日に神戸と2年間の契約延長に合意し、Jリーグ公式SNSが横浜FM戦にスポットライト
元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタは11日、ヴィッセル神戸と2年間の契約延長に合意した。世界トップクラスのテクニシャンのプレーを、2023年シーズン終了まで日本で見られることになったが、Jリーグ公式ツイッターは5月9日のJ1リーグ第13節横浜F・マリノス戦(0-2)で繰り出した絶妙スルーパスを取り上げている。
【注目】白熱するJリーグ、一部の試合を無料ライブ配信! 簡単登録ですぐ視聴できる「DAZN Freemium」はここから
イニエスタは昨年カタールで行われたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)ラウンド16の上海上港戦(現・上海海港/2-0)で負傷。準々決勝の水原三星戦(1-1/PK7-6)では延長戦の途中から強行出場し、PK戦でキックを成功させたものの、その後の検査で右足大腿直筋近位部腱を断裂したことが判明した。
昨年12月15日にバルセロナで手術を受け、全治4カ月と診断。復帰に向けて地道にリハビリをこなし、今年5月1日に行われたJ1リーグ第12節サンフレッチェ広島戦(3-0)で途中出場から実戦復帰した。続く横浜FM戦でも、1点ビハインドの後半14分からピッチへ。同32分のワンプレーに、Jリーグ公式ツイッターがスポットライトを当てた。
GK前川黛也からのパスを受けたMF郷家友太が持ち上がり、センターサークル横のイニエスタへ縦パスを供給。すると、元スペイン代表MFは左足でトラップし、すぐさま右足でキック。相手最終ラインの間の狭いスペースを通し、背後に抜け出したFW古橋亨梧が1対1のチャンスを迎えた。左足で放ったシュートは枠外に外れたが、見事なスルーパスに日産スタジアムからは歓声が上がった。
「あと2年間このプレーが見られることに喜びを感じますね。ヴィッセル神戸のイニエスタ選手が針の穴を通すようなスルーパス!!」
イニエスタの契約延長合意の一報を受け、Jリーグ公式ツイッターがこのように綴った投稿には、ファンから「あっさりスルーパス。さすがだね」「うまい」「見ていて楽しい」といった声が上がっていた。