アーセナルが今夏“大刷新”へ、現有6選手売却…18歳仏代表MFら獲得画策と英報道
来季へドイツ代表GKレノら6人放出、カマヴィンガらが獲得ターゲットと指摘
プレミアリーグで苦戦するアーセナルは今夏の移籍市場で6000万ポンド(約92億円)以上の資金を捻出するために主力選手を放出する大刷新が行われる可能性があるようだ。売却候補として守護神のドイツ代表GKベルント・レノやスペイン代表DFエクトル・ベジェリンなど6選手の名前が挙がっている。英「フットボール・ロンドン」が報じた。
アーセナルは現在プレミアリーグで9位に沈んでおり、来季の欧州カップ戦出場権の獲得が厳しい状況。UEFAヨーロッパリーグは準決勝まで進んだが、ビジャレアルに敗れて敗退した。
ミケル・アルテタ監督の去就問題も浮上する中で、クラブは来季に向けた計画を進めているようだ。その中でフランス1部レンヌの18歳フランス代表MFエドゥアルド・カマヴィンガやブライトンでプレーする24歳のマリ代表MFイヴ・ビスマといった有望株の獲得を狙っているという。
クラブは夏の移籍市場でこうした若手選手の獲得と現有戦力の売却による「オーバーホール(抜本的改革)」を計画中だという。選手の売却では6000万ポンド(約92億円)の資金を調達したいと考えているようだ。
そこでドイツ代表GKレノをはじめ、右サイドバックのDFベジェリン、ウルグアイ代表MFルーカス・トレイラ、U-21フランス代表MFマテオ・ゲンドゥージ(ヘルタ・ベルリンにレンタル中)、イングランド代表MFエインズリー・メイトランド=ナイルズ(WBAにレンタル中)、ボスニア・ヘルツェゴビナ代表DFセアド・コラシナツ(シャルケにレンタル中)の6選手が売却候補になっているという。
このままでは1995-96シーズン以来となる欧州カップ戦不参加が現実となるアーセナル。コロナ禍の財政難とはいえ、今夏の移籍市場では大きな動きが必要となりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)