カバーニは「すべてが衝撃的」 契約延長を英識者が評価、“本命”MF獲得の布石に?
ネビル氏がカバーニとの契約延長に見解「彼はあらゆる面でセンセーショナルだった」
昨年マンチェスター・ユナイテッドに加入したウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニが、クラブとの契約を1年延長することで合意に達した。ユナイテッドOBのギャリー・ネビル氏は、これが悲願のターゲットであるイングランド代表MFジェイドン・サンチョ獲得の布石になるのではと期待を寄せている。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じた。
昨季限りでパリ・サンジェルマンを契約満了で退団し、フリーでユナイテッドに加入した34歳のカバーニ。決勝に駒を進めたUEFAヨーロッパリーグで5得点、プレミアリーグで9得点、リーグカップで1得点とここまで計15得点をマークするなど、チームへ多大な貢献をもたらしている。
2022年までの契約延長合意はユナイテッドにとって「大きなニュース」と語っているのが、クラブOBで解説者のネビル氏だ。当初はカバーニとの契約を懐疑的に見ていたというが、その後の活躍を受けて評価は一変したようだ。
「去年の夏、ユナイテッドはジェイドン・サンチョを追いかけていたが、最終的にカバーニを獲得した。しかし、彼はあらゆる面でセンセーショナルだった。ゴールだけでなく、振る舞い、献身性、他の選手へ与える影響のすべてが衝撃的だった。マンチェスター・ユナイテッドは彼がピッチにいると良いプレスができるし、良いターゲットマンとなっている」
ネビル氏はゴールだけにとどまらないカバーニの重要性に賛辞を送った。そして、カバーニの契約延長を受けて、ユナイテッドは昨夏に実現できなかったサンチョの獲得に向かうのでは、と考えているようだ。
現地メディアでは、ユナイテッドは今夏にドルトムントのノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランドやトッテナムのイングランド代表FWハリー・ケインなどストライカーの獲得が噂されていた。しかし、ネビル氏はカバーニの残留が確実となったことを受け、別のポジションの補強に力を入れると見ている。