CL決勝、代替開催地は英国の聖地ウェンブリーへ 現地12日までに決定の見通し
ウェンブリーでのCL決勝開催となれば2012-13シーズン以来8年ぶり
イングランド勢対決となる今年のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝戦は、新型コロナウイルス感染拡大の影響から開催地をトルコ・イスタンブールから変更する可能性が浮上している。代替地の候補はロンドンのウェンブリー・スタジアムで、現地時間12日にも決定となる見通しだ。英公共放送「BBC」が報じた。
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今季のCL決勝は現地時間5月29日に行われる。マンチェスター・シティとチェルシーが激突する大一番はトルコのイスタンブールでの開催予定。コロナ禍で当日の観客動員は限定的になるが、最低でも両クラブのサポーターにそれぞれ最低でも4000枚ずつのチケットが用意される予定となっている。
しかし、トルコは英国政府が定める渡航禁止リストに入っているため、両クラブのサポーターが現地入りすることができない可能性が浮上している。この状況を受け、UEFA(欧州サッカー連盟)は英国政府とサッカー協会と会場変更について会談を行うことになった。
イングランドで開催される場合、会場はロンドンにあるウェンブリー・スタジアムとなるようだ。現地時間12日(水曜日)までに結論が出される見通しで、英国政府はウェンブリーでの開催に前向きだという。5月29日にはチャンピオンシップのプレーオフがウェンブリーで開催される予定だが、リーグ側はUEFAからの要請があれば受け入れる構えがあるようだ。
コロナ禍での緊急事態とはいえ、CL決勝開催地の変更は異例のこと。ウェンブリーでのCL決勝となれば、バイエルン・ミュンヘンがドルトムントを撃破した2012-13シーズン以来8年ぶりの開催となる。
(FOOTBALL ZONE編集部)