「誰にも止められない!!!」 川崎MF三笘薫、相手翻弄の独特加速ドリブルに脚光
G大阪戦の後半29分、敵陣のゴールライン際でFW一美を華麗に置き去りに
川崎フロンターレのMF三笘薫は、2年目の今季もリーグ戦15試合5ゴールと存在感を示している。8日のJ1リーグ第13節ガンバ大阪戦(2-0)では、途中出場から勝負を決定づける追加点を挙げたが、Jリーグ公式ツイッターは別シーンの華麗なドリブルにスポットライトを当てている。
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2位名古屋グランパスとの直接対決で2連勝を飾るなど、王者の貫禄を見せつけている川崎は、G大阪戦でも主導権を握った。前半41分、FW長谷川竜也が仕掛けてボールロストしたこぼれ球に反応したブラジル人FWレアンドロ・ダミアンが冷静に左足でシュートを決め、待望の先制点を奪う。
そして、1点リードのまま迎えた後半31分だった。6分前に途中出場したばかりの三笘が、DF登里享平の浮き球のスルーパスに反応。敵陣アタッキングサードの左サイドでボールを受けると、右足でワントラップして右斜め前に急加速する。マークを試みたG大阪DF佐藤瑶大はこれに追いつけず、三笘はそのままペナルティーエリア内に持ち込んで右足でグラウンダーのシュートを放ち、鮮やかにゴールネットを揺らした。
そのなかで、Jリーグ公式ツイッターが「誰にも止められない!!! 川崎フロンターレの三笘薫選手のドリブルを止める事ができるのは誰だ!?」と取り上げたのは、後半29分のシーンだ。
後方からスペースに出たボールになんとか追いつき、ヒールでゴールライン際にボールを残した三笘は、チェックに来たG大阪FW一美和成を一瞬の加速で置き去りに。中央へのパスは相手選手に弾かれたが、独特のリズムを生かしたドリブルで輝きを放った。
ファンからは、“ストップ・ザ・三笘”の候補に、DF西大伍とDF菊池流帆、一部報道で浦和レッズが獲得オファーを出したと噂の上がったマルセイユの日本DF酒井宏樹らの名前があがっていた。