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ドルトムント主将がバイエルンへの”裏切りの移籍”を釈明 「人生で最も困難な決断だった」
「価値ある別れに」とカップ戦制覇を誓う
チーム幹部、監督、選手やサポーターに対する感謝の気持ちを表したキャプテンは、様々な意見の存在を耳にしている。
「もちろん、多くのメッセージ、コメント、僕をBVBに残留させようと願う投稿も見てきた。ヴォルフスブルク戦での最高の反応も。スタジアムのみならず、練習場、スーパーマーケットでも心が揺さぶられた。すごく感謝している。残りの練習と試合で全てを出し尽くすつもりだ。価値のある別れにするために。決勝戦後にルール地方にカップを取り戻したい。ありがとう。マッツ」
裏切りの移籍報道が出た後の最初のゲームとなった4月30日の本拠地ヴォルフスブルク戦では、スタンドから巨大なブーイングも巻き起こった。「キャプテンが真っ先に船から降りる」「出て行け」と怒りのバナーも掲出されたが、フンメルスはこう綴っている。
5月21日のDFBポカール決勝バイエルン戦を迎える前の最悪のタイミングで、移籍は発表された。今回の釈明によって、ドルトムントサポーターの罵声は鎮まるのだろうか。ケルンとのリーグ最終節、そして来季からの新天地バイエルンとの決勝と、ドルトムントのリーダーとしてラスト2戦にすべてを懸け、最後に優勝カップを掲げることを誓っていた。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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