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37歳ロッベン、鮮烈な2アシストマーク…華麗な“復活劇”に感涙 「長い道のりだった」
9日のエメン戦で8カ月ぶりに先発出場、切れ味のあるプレーで2得点を演出
日本代表DF板倉滉の所属するフローニンゲンで昨夏に現役復帰したFWアリエン・ロッベンは現地時間9日、エールディビジ第32節エメン戦(4-0)で今季開幕戦以来8カ月ぶりに先発出場を果たした。初アシストを含む2得点に絡む活躍で勝利に貢献した試合後、感涙の涙も流した37歳の大ベテランは、声が掛かれば再びオランダ代表としてプレーする意志があることを明かした。
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ロッベンはバイエルン・ミュンヘンでプレーしていた2018-19シーズンを最後に一度現役を退いたが、昨年夏に古巣フローニンヘンで現役復帰を果たした。開幕戦のPSV戦(1-3)で先発出場を果たすも、その試合で負傷交代を余儀なくされ、その後に長期離脱を余儀なくされていた。
4月に戦線復帰を果たし、今季5試合目の出場となったエメン戦で今季2度目の先発起用となったロッベンは1-0で迎えた後半7分、FKからFWアレッシオ・ダ・クルスのゴールを演出し、今季初アシストをマークした。
さらに同17分には得意とする右サイドからのドリブルで中央に切れ込み、スルーパスを通して再びダ・クルスの得点をお膳立て。スピードは衰えたが、随所で切れのあるドリブルを見せるなどチャンスメークでチームに貢献した。
怪我との戦いが続いていたロッベンは試合後に米スポーツ専門テレビ局「ESPN」のインタビューで「長い道のりだった。これが僕の望んでいたこと」と語り、涙を流す一幕もあった。
そしてインタビューでは2017年10月のスウェーデン戦がラストゲームとなっているオランダ代表にも話が及んだ。今夏に行われる欧州選手権で約4年ぶりとなる代表に招集されたらどうするかという質問を受けたロッベンは「呼ばれたら僕は行くよ」と再び”オレンジ軍団”の一員としてプレーする意欲を見せた。
ロッベンは「まずは現実的に考えないといけない」と冷静に語ってはいるが、37歳となった今も代表チームへの情熱は失っていないようだ。