来日デビューから公式戦2戦連発、FWユンカーの一撃にファンが期待の眼差し

　浦和レッズの新外国籍FWキャスパー・ユンカーは、9日のJ1リーグ第13節ベガルタ仙台（2-0）で先制点をあげ、チームの勝利に貢献した。絶妙なタッチから奪ったJ1デビュー弾への反響は止まず、ファンからは「大型FWの予感！」「スアレスみたい」「完璧すぎる」などの声があがっている。

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　デンマーク国籍の27歳ユンカーは、昨季ノルウェーリーグで25試合27得点をマークし、得点王とMVPをダブル受賞。4月1日にノルウェー1部のFKボーデ/グリムトから浦和に完全移籍した。その後、ビザ申請や入国後14日間の隔離を経て、4月26日からトレーニングに合流。5月5日に行われたルヴァンカップのグループステージ第5節柏レイソル戦（3-3）でスタメンとして日本デビューすると、前半9分にいきなり先制ゴールを決めていた。

　リーグ戦初出場となった仙台戦でも、点取り屋としての嗅覚を発揮する。0-0で迎えた後半13分、敵陣中央でFW武藤雄樹の縦パスをMF小泉佳穂がヒールで落とすと、スペースに走り込んだ武藤が右斜め前方に位置したユンカーへパス。デンマーク人FWは左足アウトサイドで巧みにトラップすると、前に出てきた相手GKヤクブ・スウォビィクより一歩早く、左足アウトサイドでゴール左隅に流し込んだ。

　ユンカーのJ1デビュー弾に対し、スポーツチャンネル「DAZN」公式ツイッターには「すげぇ助っ人来たな」「これは本物」といった賛辞の声が殺到。さらにJリーグ公式ツイッターが取り上げると、ファンからは「動き出しがスムーズすぎて怖い」「ゴール前でフリーになる動き！すごいな」「ファーストタッチでゴール決定的にできる所がさすが」「足元の上手さが伝わる良いゴール」「一瞬で抜け、見事なビタ止め」「大型FWの予感！」「スアレスみたい」「ユンカー選手は何か持ってる」「こんなん求めてたタイプのストライカー」「ヤバそう」などの声が寄せられ、巧みな技と決定力を兼ね備えたユンカーに期待の眼差しが向けられていた。