サラー&ルカク、今夏チェルシー移籍の可能性浮上 獲得リスト入りを海外報道
ハーランドとともに、トッププレーヤーに成長した元所属のスター2選手に触手か
UEFAチャンピオンズリーグ(CL)とFAカップで決勝に勝ち進んでいるチェルシーは、来季の補強を考えているようだ。米スポーツ専門局「ESPN」によると、若かりし頃に結果を出せずに放出した2人の選手も、獲得リストにあがっているという。
世界中から将来性のある若手を獲得し、育成しようとしていたチェルシーだが、トップチームには世界的なスター選手を補強することが多く、思うように選手を育てることができていなかった。その結果、せっかく獲得した原石を他クラブに売却し、その選手が大成することが少なくなかった。
主な例としては、現在マンチェスター・シティで活躍するベルギー代表MFケビン・デ・ブライネ、インテルを11シーズンぶりのセリエA優勝に導いたベルギー代表FWロメル・ルカク、そしてリバプールをCL制覇、プレミアリーグ初制覇に導いたエジプト代表FWモハメド・サラーの名前が挙げられる。
ドイツ紙「ビルト」のクリスティアン・フォーク記者によると、「チェルシーのトーマス・トゥヘル監督は夏の移籍市場でドルトムントのノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランドに加え、ルカク、そしてサラーを補強の3大ターゲットの1人に据えた」という。
今月13日に28歳となるルカクは、2011年から2014年間でチェルシーに所属していたが、レンタル移籍を繰り返し、チェルシーでは公式戦15試合出場ノーゴールに終わっていた。一方、14年から16年にチェルシーに籍を置いていたサラーも、公式戦19試合出場2得点4アシストにとどまった。
「ESPN」の記事では「チェルシーがサラーの獲得に動く場合、高額な移籍金を支払う必要が出てくる。リバプールのFWは契約を2年残しており、クラブの結果が出ていないなかでも、彼は得点ランキングの2位につけている」と、移籍が一筋縄にはいかないことを示唆している。
トゥヘル監督のもと、今シーズン後半戦のチェルシーは素晴らしい成績を残しているが、来シーズンの開幕時にどのような顔触れになっているのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)