「空中戦モンスター」 湘南FW、難しい体勢からの「理不尽ヘッド」にファン衝撃
今季復帰したFWウェリントン、大分戦で値千金のヘディング弾
湘南ベルマーレは9日、J1リーグ第13節の大分トリニータ戦に臨み、ホームで2-0と勝利した。これで8戦無敗(2勝6分)と勝ち点を積み重ねるなか、終了間際に生まれたブラジル人FWウェリントンのヘディングシュートに対し、「理不尽ヘッド」「これぞストライカー!」など感嘆の声が上がっている。
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2013年から2シーズン、湘南でプレー経験があるウェリントンは、今季から同クラブへ復帰。新型コロナウイルスの影響を受けて4月上旬に来日、その後14日間の待機期間を経て合流したばかりだったが、今季リーグ戦初出場となった先月25日の第11節清水エスパルス戦(1-1)では、途中出場から早速ヘディングシュートで初ゴールを奪い、健在ぶりを示していた。
そしてこの日の大分戦も、1-0とリードした後半32分から出場。そして同アディショナルタイム2分、波状攻撃を仕掛ける湘南は左サイドのFW池田昌生が右足で山なりのクロスを供給する。ボールは相手DFの頭越しにペナルティーエリア内に飛び、ウェリントンが相手と競り合いながらヘディングシュート。ゴールへの距離やクロスの球質、空中での体勢を考えても枠内に飛ばすのも決して簡単な状況ではなかったが、ウェリントンは頭で正確にボールを捉えると、シュートは相手GKポープ・ウィリアムの手をかすめるようにゴール左隅に吸い込まれた。
このハイレベルなヘディングシュートの動画を、スポーツチャンネル「DAZN」公式ツイッターが「また大仕事!! これを決めるのが#ウェリントンだ!!」と綴って投稿。ファンからも「これぞストライカー!!」「体幹とか背筋が相当強くないと出来ない技」「よくこれを入れられるな」「泣く子も黙る理不尽ヘッド」「DFに挟まれてあのヘディングはおかしいだろ!!」「マジで空中戦モンスター」など驚きの声が寄せられた。
後半途中出場からの3試合で2ゴールを決めたウェリントン。残留を勝ち取るうえで、実に頼もしい助っ人が帰ってきた。