“大物食い”連発のトゥヘル、“対ペップ”の戦績に海外熱視線 「ハットトリック達成?」
1月の就任後、チェルシーを蘇らせたドイツ人指揮官の成績に「ウィリアム・ヒル」注目
トーマス・トゥヘル監督率いるチェルシーの快進撃が止まらない。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)で決勝に駒を進めた“ブルーズ”は現地時間8日にプレミアリーグ第35節でマンチェスター・シティ相手に2-1で勝利を収め、3位に浮上した。英国のブックメーカー「ウィリアム・ヒル」は今年1月の就任以降、”大物食い”連発のトゥヘル監督の戦績に注目している。
ドイツ人のトゥヘル監督は今年1月、フランク・ランパード前監督の後任としてチェルシーの指揮官に着任。プレミアリーグでは初陣となった第20節のウォルバーハンプトン戦(0-0)から直近のシティ戦まで10勝5分1敗と快進撃で、チームは3位まで浮上した。さらにCLとFAカップの2大会で決勝に駒を進めている
そこへ至るまでに”トゥヘル・チェルシー”が倒した相手は大物ばかりだ。プレミアリーグではジョゼ・モウリーニョ前監督が率いたトッテナム(第22節/1-0)やユルゲン・クロップ監督率いるリバプール(第29節/1-0)、カルロ・アンチェロッティ監督率いるエバートン(第27節/2-0)を撃破。ペップ・グアルディオラ監督率いるマンチェスター・シティにはプレミアとFAカップ準決勝の2試合で勝利を収めている。
さらにCLではベスト16でディエゴ・シメオネ監督率いるアトレティコ・マドリードに2連勝。準決勝でジネディーヌ・ジダン監督率いるレアル・マドリードを相手に1勝1分、合計スコア3-1で勝ち抜けを決めるなどメガクラブ相手に勝利を重ねている。英ブックメーカー「ウィリアム・ヒル」のツイッターはトゥヘル監督がチェルシー監督就任後にこれらの大物監督に勝利したことをまとめて「大掃除」として伝えた。
また、トゥヘル監督はグアルディオラ監督のシティとCL決勝で今季3度目となる対戦を控えている。ここまでの2試合(FAカップ準決勝/1-0、プレミアリーグ第35節/2-1)を制していることから、「ウィリアム・ヒル」は「(ペップ相手に)ハットトリックを決めるか?」とドイツ人指揮官の対ペップの戦績に熱視線を送っている。
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(FOOTBALL ZONE編集部)