「最も謙虚なサッカー選手」 チェルシーMFカンテ、300万円の“質素な愛車”に英注目
CLレアル戦後、「ミニ・クーパー」で本拠地を後にする瞬間に英メディアが熱視線
チェルシーは現地時間5日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)準決勝第2戦でレアル・マドリードを2-0で下し、9シーズンぶりの決勝進出を決めた。マン・オブ・ザ・マッチ(MOM)には2得点に絡んだフランス代表MFエンゴロ・カンテが輝いたなか、英メディアはカンテの“質素な愛車”に注目し「どのチームを応援していても、愛さずにはいられない」と指摘している。
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CL準決勝第1戦に続きスタメンに名を連ねたカンテは、出色のパフォーマンスを披露。前半28分、味方とのパス交換からドイツ代表MFカイ・ハフェルツへパスを通し、同FWティモ・ヴェルナーの先制点へつなげると、後半40分には鋭いボール奪取からチーム2点目の起点に。攻守の要として機能したカンテは第1戦に続きMOMに選ばれ、チェルシーの決勝進出に大きく貢献した。
そんななか、英メディア「スポーツ・バイブル」はピッチ外へと目を向け、試合終了後に本拠地「スタンフォード・ブリッジ」を去る瞬間に注目。カンテはファンに囲まれながらも“愛車”で帰路へと向かっていったが、乗車していたのは「ミニ・クーパー」だった。同メディアによると、カンテは2015年にレスター・シティに加入した当時、2万ポンド(約300万円)の白いミニを購入し、それ以来ずっとこの車を乗り続けているという。
ミニに乗ってスタジアムから走り去るシーンに対し、記事では「カンテが最も謙虚なサッカー選手である理由を、ミニで走り去る時に示した」と綴られ、「フランス人選手が質素な車に乗っていたセンセーショナルなシーンがあった。どのチームを応援していても、カンテを愛さずにはいられない。アストンマーティンやレンジローバーを買うこともできただろうが、シンプルな楽しみ方をする人なので、小さなミニでクルージングするのが好きなのだ。なんて男なんだ」と、高級車を選ばない“謙虚な姿”に熱視線を送っていた。