「生意気なマウントに…」 レアルMFとチェルシー新鋭、CL準決勝後の“舌戦”に海外注目
CL準決勝でレアルがチェルシーに敗戦、クロースとマウントの“舌戦”が話題に
レアル・マドリードは現地時間5日、アウェーで行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準決勝第2戦でチェルシー相手に0-2で敗れ、2戦合計スコア1-3で敗退した。ピッチではレベルの高い攻防が繰り広げられた一方、この一戦の裏でドイツ代表MFトニ・クロースとチェルシーのイングランド代表MFメイソン・マウントが舌戦を繰り広げていると海外メディアが報じている。
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ホームで行われた第1戦を1-1のドローで終え、最低でも1得点が必要だったレアルは、敵地スタンフォード・ブリッジに乗り込んだ。試合は序盤からオープンな展開が続き、前半28分、相手のドイツ代表FWティモ・ヴェルナーにこぼれ球を頭で押し込まれ先制を許す。その後もチェルシーに押し込まれ、後半も主導権を握られるなかで同40分にマウントに追加点を決められ万事休す。2戦合計スコア1-3で、3シーズンぶりの決勝進出とはならなかった。
レアルにとっては通算14回目のCL制覇の道が断たれる悔しい敗戦となったが、その舞台裏ではもう一つの戦いが勃発していたと海外メディアが注目している。第2戦に向けた試合前の会見で、クロースが「対峙して嫌な選手は誰か?」という質問に対し、「15年プレーしてきたけど、僕を試合前に眠れなくさせた選手なんて1人もいないよ」とコメント。試合後、この発言に対して22歳のマウントは、米スポーツ専門局「CBSスポーツ」のインタビューで「相手選手の1人が、試合前に眠れなくさせた選手はいないと言っていたのを見たけど、チームとしては眠れなくなるほど心配する必要があったんじゃないかな。チェルシーはディフェンス面において非常に強力で、すべてを捧げているのだから」と反論した。
だが、両者の舌戦はこれで終わらなかった。クロースはマウントの反論に対し、自身の公式ツイッターに「まだ眠れているよ。でも昨日はよくやったと思う。おめでとう。初めてのCL決勝頑張って」と投稿。自身が4度CL優勝を経験していることから、最後の一文は皮肉にも捉えられる。英サッカー情報サイト「CAUGHT OFFSIDE」では「レアル・マドリードのスターであるトニ・クロースが、生意気なメイソン・マウントに信じられないほど受動的かつ攻撃的なツイートで反撃をした」と取り上げている。
果たしてマウントは、このツイートに対してさらに“反撃”をするのか、反応した場合はどんなコメントをするのかが注目される。
(FOOTBALL ZONE編集部)