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1979年生まれ「世界ベスト11」 元Jリーガー擁するFW陣、中盤に“天才”&名パサー選出
【世界年代別ベストイレブン|1979年生まれ編】オーウェンやフォルランが並ぶ前線、中盤にアイマールとピルロを起用
才能豊かな選手を多数輩出した「黄金世代」は世界各地に存在し、伝説のチームとして一時代を築いてきたが、果たして史上最強の「生まれ年」はいつなのか。きら星の如く存在する各国スター選手を生まれ年ごとに分けて、世界の「年代別ベストイレブン」を編成。今回は1979年生まれを特集する。
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スター選手がセカンドチームにまでズラリと並ぶ1978年と1980年と比較すると、やや選手層が薄くなっているが、ファーストチームは豪華な顔ぶれが並んでいる。3トップには、19歳の時にプレミアリーグ得点王に輝き、のちにバロンドールも受賞した「ワンダーボーイ」こと元イングランド代表FWマイケル・オーウェン。対照的に30歳でインテルに加入して2009-10シーズンの三冠獲得に貢献し、世界的プレーヤーの仲間入りを果たした遅咲きの元アルゼンチン代表FWディエゴ・ミリートも入れたい。
そして3トップのもう1人は、Jリーグのセレッソ大阪でも活躍した元ウルグアイ代表FWディエゴ・フォルランは外せないだろう。2度のリーガ・エスパニョーラ得点王に加え、2010年南アフリカ・ワールドカップ(W杯)でも得点王に輝き、MVPに選出された実績は特筆ものだ。
3トップはセカンドチームの顔ぶれも豪華で、“日本キラー”としても知られた元オーストラリア代表FWティム・ケーヒル、抜群のセンスを誇りながら“悪童”としての一面もあった元フランス代表FWニコラ・アネルカ、元ルーマニア代表FWアドリアン・ムトゥはいずれもファーストチームに入ってもおかしくない実力と実績の持ち主だろう。
中盤には、前線へ好パスを供給できる選手が揃った。トップ下には“天才”アタッカーとして人気を博した元アルゼンチン代表MFパブロ・アイマールを入れる。2ボランチには、「レジスタ」という言葉を広めるきっかけとなったプレーメーカーの元イタリア代表MFアンドレア・ピルロ。そして、ピルロの隣には同タイプの選手である元チリ代表MFダビド・ピサーロを起用する。守備力には不安が残るものの、ボールを奪ってからは一撃必殺のロングパスが出てくることが確実だ。
守備力を求めるのなら、セカンドチームに入れた元ブラジル代表MFクレベルソンが適任だろう。中盤の底で相手の攻撃の芽を摘むセントラルMFは、2002年の日韓W杯優勝を支える原動力となった。なお、パートナーの元ブルガリア代表MFスティリアン・ペトロフは、セルティックで元日本代表MF中村俊輔ともプレーした名プレーヤーだが、急性骨髄性白血病により、現役引退を余儀なくされた。