アーセナル監督、無念のELベスト4敗退に心情を吐露 「我々は打ちのめされた」
アーセナルはEL準決勝第2戦でビジャレアルに0-0ドロー 合計スコア1-2でベスト4敗退
アーセナルは現地時間6日、本拠地エミレーツ・スタジアムで行われたUEFAヨーロッパリーグ(EL)準決勝第2戦で、ビジャレアル(スペイン)相手にスコアレスドローで終わり、2戦合計スコア1-2で敗退となった。ベスト4で姿を消すことになり、ミケル・アルテタ監督は試合後、「我々は打ちのめされた」と肩を落とした。
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敵地で行われた第1戦で1-2と敗れ、最低でも1得点が必要なアーセナルは、序盤から試合を優位に進めるものの、ゴールを奪うことができず。後半に入っても試合の主導権を握る展開が続き、数回の決定機があったが、最後まで相手ゴールネットを揺らせないまま、0-0のスコアレスドローに終わった。2戦合計スコア1-2で、ベスト4敗退を喫している。
英衛星放送「スカイ・スポーツ」は、試合後のアルテタ監督のコメントを紹介。「我々は打ちのめされた」と切り出した指揮官は、「本当にがっかりしている。ビジャレアルを祝福しなければならない。我々は最後まですべてのことをトライした。我々が勝利に値する試合だったと思うが、細部で勝負が決まる」と振り返った。
さらに、「我々には3回の決定機があり、相手にはなかったが、彼らが勝ち抜けた。たくさんの出来事が我々には起こり、多くの選手がベストではない状態で戦っていた」とチャンスを生かせなかったことについて言及した。
EL優勝による来季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権を逃したアーセナルは、リーグ戦でその権利を勝ち取るしかなくなった。しかし、現在リーグ戦で9位と低迷しており、CL出場圏内はおろか、EL出場圏内までも勝ち点9差と厳しい状況だ。仮にELにも出場できなかった場合、1995-96シーズン以来の欧州大会不参加となる。“アルテタ・アーセナル”は、残り4試合で出場権を獲得できるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)