リバプールOB、シティ新鋭ディアスを称賛 「今季のプレミアで最高のCB」

マンチェスター・シティで活躍をするDFルベン・ディアス【写真:Getty Images】
マンチェスター・シティで活躍をするDFルベン・ディアス【写真:Getty Images】

昨年9月にシティに移籍し、主力として活躍

 マンチェスター・シティは昨年9月、守備陣の”緊急補強”としてベンフィカからポルトガル代表DFルベン・ディアスを獲得した。かつてリバプール一筋でプレーした元イングランド代表DFジェイミー・キャラガー氏は、「現在のプレミアリーグで最高のセンターバック」と絶賛している。英紙「デイリー・メール」が伝えた。

 守備の課題が浮き彫りとなったシティは昨年、ベンフィカでキャプテンを務めていた23歳のディアスを移籍金6200万ポンド(約94億円)で獲得。すると、すぐさまディフェンスリーダーとしての立場を確立し、チームはリーグ制覇まであと1勝というところまで迫っている。また、現地時間4日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準決勝第2戦でもパリ・サンジェルマン(PSG)を2-0で下し、2戦合計スコア4-1でクラブ史上初のCL決勝進出を決めた。

 リバプールのレジェンドであるキャラガー氏は、米スポーツ専門テレビ局「CBSスポーツ」で、プレミアリーグのライバルチームで活躍しているにもかかわらず、ディアスについて「大好き。今季のプレミアで最高の選手だと本気で思う」と語っている。

「彼はマンチェスター・シティに大きな影響を与えていると思う。話し方を見ても、プレーを見ても、23歳だとは信じられない。(イングランド代表DF)ジョン・ストーンズを侮辱しているわけではないが、隣にいるストーンズは27か28歳でまったく逆のような気がしてしまう」

 また、リバプールの後輩で、プレミアリーグ史上最高のセンターバックの1人とも名高いオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクを引き合いに、フィジカル的条件においては、ディアスも含めて「ファン・ダイクに優る選手はほとんどいない」としたうえで、「新しいタイプの選手が出てきていて、ディアスはその中でも非常に大きな役割を果たしている。センターバックにとって最も重要な要素の一つであるポジショニングにおいて、彼はプレミアリーグで圧倒的に優れていると思う」と語り、ファン・ダイクが故障で長期離脱を余儀なくされている今、ディアスがリーグ最高のセンターバックと称賛していた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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