元英代表DF、シティ新星フォーデンに太鼓判 「ハーランドはまだこのレベルで…」
ファーディナンド氏が20歳フォーデンを称賛「現時点ではフォーデンがベスト」
マンチェスター・ユナイテッドなどで活躍した元イングランド代表DFリオ・ファーディナンド氏が、イングランド代表MFフィル・フォーデン(マンチェスター・シティ)を“ハーランド以上の逸材”だと称賛している。英紙「デイリー・メール」が報じた。
ジョゼップ・グアルディオラ監督率いるマンチェスター・シティは、現地時間4日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準決勝第2戦でパリ・サンジェルマンに2-0で勝利し、2戦合計スコア4-1で勝ち抜けが決定。クラブ史上初のCL決勝へ駒を進めた。
グアルディオラ監督就任5年目の今季、シティはすでにリーグカップのタイトルを獲得済み。さらにプレミアリーグでは首位を走っており、二冠あるいは三冠達成も視野に入る。ユナイテッドOBのファーディナンド氏は「私はシティのファンではないが」と前置きをした上うえで、「彼らは見るのが楽しいフットボールをしている。マフレズ、スターリング、デ・ブライネ、シウバ、ギュンドアンが流動的に入れ替わりながらプレーしている。まさにトータルフットボールだ」と、その強さを称えている。
そして同氏は、そんなシティにはノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランド(ドルトムント)を超える若手タレントがいると考えているようだ。英衛星放送「BTスポーツ」で、次のように語っている。
「今の調子なら、フィル・フォーデンは世界最高のヤングプレーヤーだと言えるだろう。ハーランドはまだこのレベルでプレーしていない。現時点ではフォーデンがベストだ」
現在20歳のイングランド代表MFフォーデンは、グアルディオラ監督もその才能に太鼓判を押している期待の星。ファーディナンド氏は、同じ2000年生まれのハーランドを比較に出したうえで、フォーデンが「ベスト」と断言した。フォーデンはそのボールコントロールの技術とイングランドのストックポート出身ということにちなみ、「ストックポートのイニエスタ」とも称されている。
チーム全体が連動する“トータルフットボール”で初のビッグイヤー獲得に王手をかけたシティ。名手ファーディナンド氏から若手ナンバーワンと称されるフォーデンは、決勝戦の注目選手の一人となりそうだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)