ディ・マリア、相手選手の“足踏みつけ”で一発退場も… 名将が見解「レッドはやりすぎ」
CL準決勝第2戦、フェルナンジーニョの足を踏みつけて退場した場面にカペッロ氏が言及
パリ・サンジェルマン(PSG)は、現地時間4日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準決勝第2戦でマンチェスター・シティに0-2で敗れ、2戦合計スコア1-4でベストで姿を消した。アルゼンチン代表FWアンヘル・ディ・マリアは相手選手の足を踏みつけて一発退場とチームに水を差し、海外メディアも「醜いアクション」と報じている。
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本拠地での第1戦を1-2で落としたPSGは、逆転での決勝進出を目指すも、前半11分にシティMFリヤド・マフレズに先制点を決められ、出鼻をくじかれてしまう。後半18分にもマフレズに追加点を奪われ、苦しい状況となったなかで、ディ・マリアがチームに水を差す。
後半24分、シティのブラジル代表MFフェルナンジーニョにパスカットされ、タッチライン外に出たボールを拾いに行った際、フェルナンジーニョの左足を思い切りスタンプ。何事もなかったかのようにスローインでプレーを再開したが、ビョルン・カイペルス主審はレッドカードを提示。一発退場となり、数的劣勢となったPSGはビハインドを盛り返せず、2戦合計スコア1-4で2年連続の決勝進出は果たせなかった。
スペイン紙「AS」は、「ボールにプレーせず、醜いアクションで一発退場」とレポート。一方、ACミラン、レアル・マドリード、ASローマ、ユベントス、イングランド代表などを率いてきた名将ファビオ・カペッロ氏は、衛星放送「スカイ・スポーツ・イタリア」で「私が試合で気に入らなかったことの一つだ。レッドカードはやりすぎ。危険でも、厳しくもなく、フェルナンジーニョは簡単に倒れた。審判は双方にイエローカードを出すべきだったと思う」と、ディ・マリアとフェルナンジーニョともに処分を受けるべきだったとしている。
ボールがタッチラインを割った際にも、“ひと揉め”していた両者だけに、カペッロ氏の目にはディ・マリアへの一発退場は厳しすぎると映ったのかもしれない。