キャリア通算の直接FK弾は50本超え 「現役最高のFKキッカーTOP5」を英メディア選出

現役最高のフリーキックキッカーはどのプレーヤーなのだろうか【写真:Getty Images & AP】
現役最高のフリーキックキッカーはどのプレーヤーなのだろうか【写真:Getty Images & AP】

5位コラロフ、4位ピアニッチ、3位、チャルハノール、2位ロナウド、1位メッシが選出

 現役最高のFKキッカーは一体誰なのか。英スポーツメディア「Sportskeeda」が現役選手の直接FK得点数(クラブ&代表)トップ5を選出。1位には56得点で2人選手が肩を並べる結果となった。

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 第5位は、インテルのセルビア代表DFアレクサンダル・コラロフ。ラツィオやローマなどイタリアのクラブで実績を積んできた左サイドバックで、正確かつ強烈なシュートが武器だ。元ブラジル代表DFロベルト・カルロスとも比肩される左足で、FKから通算22得点を挙げている。

 4位はバルセロナのボスニア・ヘルツェゴビナ代表MFミラレム・ピアニッチで、26得点。リヨンでブレイクを遂げ、その後はASローマとユベントスで中心選手として活躍したプレーメーカーで、昨夏にバルセロナに加入した。

 3位は、ACミランで「10番」を背負うトルコ代表MFハカン・チャルハノール。2014年まで在籍していたハンブルガーSV時代からFKの名手として注目を集め、そこから着実にステップアップを遂げたテクニシャンだ。最大の武器であるFKでキャリア通算27得点を挙げている。

 そして、そのうえには飛び抜けた数字を残す2人のスターが肩を並べる結果となった。3位チャルハノールの約2倍以上となる56得点を決めているのが、ユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドと、バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシだ。

 得点数は並んでいるが、出場試合がより少ないメッシが1位、ロナウドが2位となった。ロナウドは最後に直接FKを決めたのが2019-20シーズンのトリノ戦で、近年はセットプレーからのゴールが減少傾向にあるが、マンチェスター・ユナイテッド時代から無回転FKの使い手として名を馳せていた。

 一方で、メッシは現地時間2日に行われた直近のバレンシア戦(3-2)でも直接FKから決勝点をマークするなど、リアルタイムで記録を更新し続けている。バレンシア戦のゴールは、バルセロナでの直接FK50得点目という節目でもあった。デビュー当時はサイドを切り裂くドリブラーで、FKキッカーを務め始めたのは2008-09シーズンからだったが、そこから驚異的なペースでFKによるゴールを増やしている。

 2位以下に大きく差をつけたメッシとロナウド。世界最高の選手としての評価を二分する2人は、FKキッカーとしても他を圧倒するスタッツを残していた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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