レアル19歳新星、衝撃の50m“ハーフウェーライン弾”を海外称賛 「狂気のゴール」

レアル・マドリードのカンテラ出身MFセルヒオ・アリバス【写真:Getty Images】
レアル・マドリードのカンテラ出身MFセルヒオ・アリバス【写真:Getty Images】

レアルMFアリバス、カスティージャの試合で衝撃のゴールを叩き込む

 スペインの名門レアル・マドリードは、世界中からスター選手を獲得するとともに、多くの逸材をカンテラ(下部組織)で育てトップチームの主力へと成長させている。そんな次代を担う生え抜きの1人として期待されているのが、19歳のスペイン人MFセルヒオ・アリバスだが、カスティージャ(Bチーム)の試合で衝撃の“ハーフウェーライン弾”を叩き込み、話題を呼んでいる。

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 現在ヘタフェに期限付き移籍中の日本代表MF久保建英と同じ2001年生まれで左利きのアリバスは、12年にレアルのカンテラに加入すると順調に成長を果たし、昨夏カスティージャに昇格した。逸材として期待も大きく、すでにトップチームデビューも果たしており、今季のリーガ・エスパニョーラで8試合、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)2試合に出場している。

 そんなアリバスが、カスティージャの一員として出場した現地時間2日のバダホス戦(3-1)で、驚愕の一撃を叩き込んだ。前半10分、味方がカットしたボールをセンターサークル内で受けると、素早く切り替えて前進。次の瞬間、相手GKが前に出ていたことを見逃さずに左足を振り抜くと、矢のような一撃が約50メートル先の相手ゴールにノーバウンドで突き刺さった。

 判断の早さとキック精度の高さが光る一撃となったなか、海外メディアも反応。衛星放送「ユーロ・スポーツ」スペイン版公式ツイッターは「アリバスのとてつもないゴラッソ、マドリードカンテラの真珠」と伝えれば、スペイン紙「マルカ」公式ツイッターも「フィールド中央から狂気のゴール」と綴った。

 前半36分には完璧な直接FKを叩き込み、この日2点目を決めたアリバス。圧倒的な才能を示してチームを3-1の勝利に導いた。トップチームのジネディーヌ・ジダン監督も期待する新星は、着実に成長を遂げているようだ。

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