「こんなこともあるのね」 田中陽子、レアルの名手マルセロと“ニアミス”
敵地での一戦を、レアル男子トップチームのマルセロやヴィニシウスが観戦
スペイン女子1部スポルティング・ウエルバは現地時間2日、リーグ第28節レアル・マドリード戦に1-1と引き分け、敵地で勝ち点1を手にした。フル出場でゴールの起点にもなったMF田中陽子は、自身の公式ツイッターでブラジル代表DFマルセロらレアルの男子チームに所属するスター選手たちが観戦に訪れていたことを明かしている。
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田中は2019年6月になでしこリーグ(当時・日本女子サッカーリーグ)1部ノジマステラ神奈川相模原を退団し、ウエルバへ移籍。初の海外挑戦でリーグ戦13試合1得点をマークした。今季は開幕からベンチスタートが続いていたが、リーグ第6節アトレティコ・マドリード戦(0-0)で初先発。今年2月以降に一気に調子を上げ、ここまで26試合に出場して4ゴールを挙げている。
2日のレアル戦では、左サイドハーフで先発出場。1点ビハインドの後半34分、田中が敵陣で相手のパスをヘディングでカットし、そのこぼれ球を拾ったDFクリスティーナ・ゲイの折り返しから、ブラジル人FWダニー・エレーナが押し込んで同点に追いついた。
田中は試合翌日の3日、自身のツイッターを更新。「レアルの施設で試合だったからマルセロとかヴィニシウスとか私たちの試合見てた。クラブが男女チーム持ってるとこんなこともあるのね」と綴り、レアルの練習場であるシウダー・レアル・マドリードが会場となった女子チームの一戦に、DFマルセロやFWヴィニシウス・ジュニオールのブラジル代表戦士たちが足を運んでいたことを明かした。
投稿には、実際にマルセロらがピッチに視線を送る姿を収めた写真が掲載されており、ファンからは「ブラジル人カルテットに見られてますね」「マルセロとヴィニシウスに見られているとかすごい」「すげぇ」といった声が上がっていた。