マンU黄金期の“闘将”が指摘、古巣復権に必要な2人とは? 「特別な選手が足りない」
キーン氏が古巣マンUにケインとグリーリッシュの獲得を猛プッシュ
元アイルランド代表MFの“闘将”ロイ・キーン氏が古巣マンチェスター・ユナイテッドの補強ポイントを指摘し、2人のプレミアリーガー獲得を求めている。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じた。
現地時間2日までの日程が終わった時点で、プレミアリーグでは首位マンチェスター・シティが残り4試合で勝ち点80としている。2位につけるユナイテッドはリバプール戦が延期になった影響で残り5試合で勝ち点67。逆転優勝の可能性はわずかに残っているが、現実的にはかなり厳しい状況だ。
そうしたなかで、ユナイテッドOBであるキーン氏はシティとの差を縮めるために、ユナイテッドには複数のワールドクラスが必要だと主張している。特に点取り屋と中盤のプレーメーカーの補強は必須だとし、プレミア内から2人の獲得候補の名前を挙げている。
「私は彼ら(ユナイテッド)がマンチェスター・シティに挑むためには、あと2人か3人の選手が必要だと感じている。彼らには不足がある。ワールドクラスのストライカーを必要としているし、さらなるミッドフィールダーやセンターハーフも必要かもしれない。だが、私の中でプライオリティーはストライカーとミッドフィールダーだ。
ここ数週間私が考えた結果、マン・ユナイテッドにとって素晴らしいと感じたのは前線にハリー・ケインと、ジャック・グリーリッシュだ。いくらお金がかかろうとも獲得すべきだ。今のユナイテッドには特別な選手が足りないと感じている。グリーリッシュはそれを与えてくれる選手だし、彼ならオールド・トラッフォードでのプレーを楽しめるはずだ」
キーン氏はアストン・ビラでプレーするグリーリッシュが、ここ1、2年で急成長したと絶賛。また、トッテナムのエースFWケインについても「ゴールを保証してくれる」選手だとして、ユナイテッドに獲得を猛プッシュしている。
いずれも所属クラブで不動の存在なだけに、獲得は一筋縄ではいかないはずだが、クラブ黄金期を知るキーン氏はタイトルを再び獲得するために「マン・ユナイテッドは最高の選手を獲得しなければならない」と、強化の必要性を強調している。
近年、ポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスやウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニなど、補強選手で“当たり”を出しているユナイテッド。今夏の移籍市場でも、その動向が注目される。
[ftp_del]
[/ftp_del]
(FOOTBALL ZONE編集部)