橋本拳人、豪快な復活弾直後に“苦悶”も… ロストフ公式「なんの問題もございません!!」
ロストフ橋本がタンボフ戦で約6カ月半ぶりの今季6点目、得点直後に足をつるハプニング
ロシア1部ロストフの日本代表MF橋本拳人が、現地時間2日に行われた第28節タンボフ戦でゴールを決めて2-0の勝利に貢献した。橋本にとっては久しぶりの今季6ゴール目となったなか、クラブ公式インスタグラムが得点シーンの動画を公開。得点直後に起きた“ハプニング”については「なんの問題もございません!!」と伝えている。
27歳の橋本はFC東京の下部組織出身で、J2ロアッソ熊本へのレンタル移籍を経て15年にJ1初出場を果たすと、その後はチームに不可欠な戦力としてレギュラーに定着。2019年にJリーグベストイレブンを受賞し、日本代表としてもさらなる飛躍を期すなか、昨夏にキャリア初の海外移籍を決意した。
昨年8月23日の第4節ウファ戦(1-0)で初先発を果たし、いきなり初ゴールを決めると、中盤での起用ながら開幕11試合で5ゴールと活躍。だが11月下旬から負傷離脱し、4月4日の第24節スパルタク・モスクワ戦(2-3)で約4カ月ぶりの戦列復帰を果たしていた。
そして今節、タンボフとのホームゲームに先発出場すると、1-0とリードして迎えた後半33分、味方が放った強烈なシュートを相手GKが弾いたところに、中盤からゴール前に進出していた橋本が素早く反応。バウンドしたボールに左足で合わせて、豪快にネットを揺らした。橋本は試合後に自身の公式インスタグラムを更新し、「久しぶりのゴール!」と昨年10月18日の第11節アフマト・グロズヌイ戦(3-0)以来、約6カ月半ぶりの今季6点目を喜んだ。
一方、得点直後に橋本は足を手で押さえ、苦痛に顔を歪めながらピッチに横たわり、同35分にベンチへ下がっていた。ファンからもコメント欄で「足大丈夫ですか?」と心配されていたが、ロストフの日本語版公式インスタグラムは得点シーンの動画とともに、「尚、拳人はゴール直後に足を痛めて交代しましたが、ただ足をつっただけです!」と報告。「なんの問題もございません!!」と負傷ではないことを強調した。
初の海外挑戦となったシーズンで、持ち味である得点力を遺憾なく発揮している橋本。さらなるゴール量産に期待したいところだ。