VARと主審はどんな会話を? 本邦初公開の“舞台裏映像”に現役Jリーガー反応「勉強になる」

一つずつシーンを確認して、ようやくゴール認定

 佐々木に流れたところから混戦で瞬く間に局面が変わり、ピッチ上の副審は状況を判断しかねるシチュエ―ションにあったことが伺える。そして、VARが映像チェックに入った。

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「FKのところから」(VAR)
「ここからノーマルスピードにします」(リプレーオペレーター)
「まず蹴ったところで止めて。チェックするからちょっと待ってね」(VAR)
「OK、大丈夫ですよ」(主審)
「ここはセーフね?」(VAR)
「セーフ」(アシスタントVAR)
「セーフ。OK、はい次!」(VAR)
「流して」(アシスタントVAR)
「次の白(広島の選手)が当たったところ」(VAR)
「その前にヘディングが当たっているか見たい」(アシスタントVAR)
「ごめん。かなりタイトだからちょっと時間ちょうだい」(VAR)
「OK、了解です」(主審)

 オフサイドチェックにおいて、別アングルの映像を交えて念入りに検証。最終的に「チェックコンプリート、オールOK」とVARから伝えられ、今村主審は正式にゴールを認めた。

 計24分23分にわたる動画の中では、ほかにもVARの音声をのせた様々な様々なアングルの映像や、原副理事長、扇谷氏の見解も収められており、注目の内容。FC琉球のMF田中恵太は、自身の公式ツイッターで「J2にはまだVARないけど、めちゃくちゃ勉強になるし、面白い! 映像見ても分からないこともあるな」と反応を見せていた。

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