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凋落のミランを尻目に躍進 カルチョ版レスターの躍進は欧州の舞台に手が届くか
イタリア杯決勝次第で6位にEL出場権
ACミランは3年ぶりとなる来季の欧州のカップ戦出場権獲得に向けた苦しい戦いを続けている。イタリア杯優勝チームにも来季の欧州リーグ(EL)出場権が付与されるが、決勝戦に出場するユベントスはセリエA5連覇を達成しているために、ミランはリーグ6位でも出場権を手にすることができる。
もちろん、イタリア杯で優勝すれば文句なしに来季のEL出場権を手にできる。負けた場合、リーグ6位死守以外に来季欧州の舞台に復帰する道はない。そして、その道はイタリア版レスターの奮闘によって断たれようとしている。
サッスオーロが8日の敵地フロジノーネ戦で1-0の勝利を飾った。ボローニャを撃破し暫定6位だったミランを抜き去り、6位に浮上した。サッスオーロは6位でリーグ戦を終えると、イタリア杯の決勝でユベントスが勝利したばあいにEL出場権が舞い込むことになる。
「我々は多くの若手を起用している。こういう状況には慣れていないんだ」
チームを率いるエウゼビオ・ディ・フランチェスコ監督は衛星放送「スカイ・イタリア」でこう語った。欧州の舞台を目の前にした緊張状態に、若手はナイーブになっていたという。