「もう髪の毛自体があまり…」 トゥヘル監督、記者会見に“着帽登場”の理由は?
記者会見に着帽して登場「自分のヘアスタイルに満足していないからだ」
チェルシーはロマン・アブラモビッチ氏がオーナーになってから、数多くの選手を補強し、来たる夏の移籍市場でも補強が噂されている。今年1月からチェルシーで指揮を執るトーマス・トゥヘル監督は現地時間4月30日の記者会見で、移籍市場における自らのスタンスを語った。英メディア「フットボール・ロンドン」が報じている。
チェルシーはトゥヘル監督の下で公式戦23試合を戦い、わずか2敗しか喫していない。1年半という短期契約を結んでおり、来シーズンに向けた戦力補強をクラブに求めることになる。移籍市場での強化について問われたドイツ人指揮官は、自身の考え方を語った。
「このグループが、より良くなるために、どんなオプションを加えるべきかというアイデアは持っている。それが私の仕事であり、私の意見も伝える。だが、その考えは変わることもある。同時に過程もある。A選手とB選手を欲しいと思っていたが、実際に彼らが来なかった。その時に怒るのは、私のやり方ではない。これまでのキャリアでそうしたことは一度もなかった。代理人、選手、他クラブからの関心。そうしたことを解決しないといけないことは理解しているからね。そうした考えが基本にあり、クラブ内で話をしている。私の考えは、スカウティングチームに伝えている」
また、室内で行われている直近の記者会見に、2回続けてキャップを被って出席した理由を問われると「それは、私が自分のヘアスタイルに満足していないからだ。髪型が決まらない日。そうした日は、多くある。だが、今はもう髪の毛自体があまりないから、次の話題に移ろう! 多少、髪が決まらない日は、とても嫌な日になり得るんだ。それに巻き込みたくなかったから、帽子を被ることにしたんだよ」と、冗談を交えて説明していた。
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