”コスパ”が悪すぎた給与総額上位2クラブ

　給与総額でトップだったのは今季低迷したチェルシーで2億1560万ポンド（約334億円）。最も金額の低かったボーンマスの2500万ポンド（約39億円）と比べれば、10倍近い差があった。2位はルイス・ファン・ハール監督後の2年間で500億円近くスター選手に投資してきたマンチェスター・ユナイテッドで、2億300万ポンド（約315億円）だった。チェルシーは現在9位、ユナイテッドは5位と、名門クラブにとっては不満の残るシーズンとなっている。

　今季レスターと優勝争いを演じたトットナムが6位で、ここまでが給与総額1億ポンドを超えた。日本代表DF吉田麻也が所属し、リーグ戦6位のサウサンプトンは今回のランキングでは14位だった。

　給与総額ランキングは以下のとおり。（リーグ順位は5月9日時点）

1位 チェルシー（9位=リーグ順位）

2億1560万ポンド（約334億円）

2位 マンチェスター・U（5位）

2億300万ポンド（約315億円）

3位 マンチェスター・C（4位）

1億9280万ポンド（約299億円）

4位 アーセナル（3位）

1億9200万ポンド（約298億円）

5位 リバプール（8位）

1億5200万ポンド（約236億円）

6位 トットナム（2位）

1億1050万ポンド（約171億円）

7位 ニューカッスル（18位）

7850万ポンド（約122億円）

8位 エバートン（12位）

7470万ポンド（約116億円）

9位 ストーク（10位）

7230万ポンド（約112億円）

10位 サンダーランド（17位）

7100万ポンド（約110億円）

11位 ウェストハム（7位）

6950万ポンド（約108億円）

12位 ウェスト・ブロムウィッチ（15位）

6850万ポンド（約106億円）

13位 アストン・ビラ（20位）

6510万ポンド（約101億円）

14位 サウサンプトン（6位）

5950万ポンド（約92億円）

15位 クリスタル・パレス（14位）

5430万ポンド（約84億円）

16位 スウォンジー（11位）

5100万ポンド（約79億円）

17位 レスター（1位）

4820万ポンド（約74億円）

18位 ノーウィッチ（19位）

3700万ポンド（約57億円）

19位 ワトフォード（13位）

2900万ポンド（約45億円）

20位 ボーンマス（16位）

2500万ポンド（約39億円）

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images