「南野の最新情報を提供」 サウサンプトン監督とリバプールの“会談”に英紙注目
サウサンプトンに期限付き移籍中の南野、来季の動向は?
日本代表MF南野拓実は、今年2月にリバプールからサウサンプトンへ期限付き移籍した。今季終了後までの契約となっているが、プレミアリーグでは3試合連続の出番なしと厳しい立場に追いやられている。そんななか、英地元紙は「サウサンプトンの指揮官がリバプールとの会談において、タクミ・ミナミノの最新情報を提供」と見出しを打って取り上げている。
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南野は今季リバプールで勝負の2シーズン目を迎え、プレミアリーグ第14節クリスタル・パレス戦(7-0)で待望のプレミア初ゴールを記録した。しかし、それ以降はリーグ7試合でわずか6分間の出場にとどまり、アタッカー陣の序列で後退。そして今冬の移籍市場最終日に、サウサンプトンへの期限付き移籍が決定した。
新天地ではデビュー戦となった第23節ニューカッスル戦(2-3)、第25節チェルシー戦(1-1)でゴールを記録し、立て続けにインパクトを残したものの、徐々に存在感を薄めていき、現在はリーグ戦3試合連続の出番なしと厳しい状況を迎えている。
そうしたなか英地元紙「リバプール・エコー」は、「サウサンプトンの指揮官がリバプールとの会談において、タクミ・ミナミノの最新情報を提供」と見出しを打ち、「1カ月以上、サウサンプトンで出場していない」と指摘しつつ、ラルフ・ハーゼンヒュットル監督とリバプールの間で行われた南野についての話し合いに注目している。
記事では、ハーゼンヒュットル監督のコメントを紹介しており、「今週、南野の様子を確認しにリバプールの人間が我々の元を訪れた。彼の立ち位置や成長度合いについて話し合ったが、彼らが(境遇に)不満を抱いていなかったのは間違いない。今後の6試合でプレーする機会があると確信している」と語っている。
また、南野については「よくトレーニングに励んでおり、チームプレーヤーとして貢献しており、プロフェッショナルであり、メンタリティーが強く、人格も優れている。残りのシーズンで出場機会が巡ってくることを確信しているし、それを踏まえて、我々は彼に対してどのように動くのか検討する」と、残りの試合のパフォーマンスで、完全移籍での獲得に動くかどうかを見極める姿勢を示していた。いずれにしても、南野にとっては正念場となりそうだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)