「本当にハンド?」 ポグバ、“疑惑のPK判定”に反響拡大「不可解な規定を恨んだ」
ユナイテッドMFポグバのハンド判定に物議「古き良き時代には絶対になかった」
マンチェスター・ユナイテッドは現地時間29日、UEFAヨーロッパリーグ(EL)準決勝第1戦でローマと対戦し、ホームで6-2の圧勝を収めた。フランス代表MFポール・ポグバは前半13分にペナルティーエリア内のハンドでPKを献上したが、この判定に対する反響が拡大しており、「本当にハンドだったのか?」と打ち出している。
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今季のユナイテッドは好調なシーズンを過ごしている。直近のリーグ戦では、13戦無敗(7勝6分)で2位の座を確保。ホームでローマとのEL準決勝第1戦を迎え、前半9分にポグバが起点となったプレーから、最後はポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスが鮮やかなループシュートを決め、先制に成功する。
しかし、1-0で迎えた同13分、カウンターの場面から左サイドを突破され、相手DFリック・カルスドルプがスライディングしながらのクロスを試みたが、ブロックに入ろうとポグバもスライディングで応戦。競り合った際のルーズボールがポグバの右腕に当たると、主審はPKと判定し、キッカーを務めた相手MFロレンツォ・ペッレグリーニにアウェーゴールを決められることになった。
ポグバは無防備に腕を大きく上げてしまった落度がある一方、ルーズボールが腕に接触した意図的でないハンドという場面でのPK献上となったが、この判定に英メディアで反響が拡大している。英メディア「GIVE ME SPORT」は「本当にハンドだったのか? 古き良き時代では、絶対に(PKは)なかった。しかし、現代では、少しでも腕にボールが接触することすら許されない状況だ」と指摘している。
また、英メディア「スポーツ・バイブル」は「激怒したユナイテッドサポーターは不可解なハンド規定を恨んだ」と、ハンド判定の一貫性のなさに対し疑問符を投げかけていた。大量6得点と大きなリードを得たユナイテッドだが、PKを含め、与えた2つのアウェーゴールが何をもたらすのか、第2戦に注目だ。