メッシ&グリーズマンの“華麗なるホットライン弾”を海外称賛 「どれだけ美しいのか」
バルセロナはグラナダに痛恨の逆転負けも… グリーズマン→メッシの先制点が話題に
バルセロナは現地時間4月29日、リーガ・エスパニョーラ第33節延期分でグラナダと対戦し、1-2で敗れた。首位浮上を逃す痛恨の黒星となったが、先制点となったアルゼンチン代表FWリオネル・メッシとフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンによる華麗なホットライン弾を、海外メディアは「相性の良さをピッチで発揮し、何よりも機能している」と称賛している。
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バルセロナは1試合消化の少ない立場で首位アトレティコ・マドリードに勝ち点2差の3位につけており、グラナダ戦に勝利すれば首位に浮上できるチャンスを迎えていた。リーグ2連勝、そしてスペイン国王杯(コパ・デル・レイ)決勝でビルバオに4-0と圧勝し、優勝を達成した勢いそのままに、0-0で迎えた前半23分に先制する。
敵陣のアタッキングサードでボールを持ったメッシは縦パスを入れると、グリーズマンが相手守備陣に囲まれながらも鮮やかなターンで状況を打開。ペナルティーエリア左に走り込むメッシに左足アウトサイドでスルーパスを出し、最後はメッシが角度のない位置から左足を振り抜いてネットを揺らした。
この華麗なホットライン弾を受け、ペルーメディア「depor.com」は「両者の関係亀裂の噂は遠い昔の話だ。バルサが期待していたデュオは、相性の良さをピッチで発揮し、何よりも機能している」と取り上げている。また、オランダのサッカー専門サイト「VoetbalPrimeur」は「なんて素晴らしいゴールなんだ。グリーズマンのターンはどれだけ美しいのか」と称賛した。
しかし、バルセロナはその後、後半18分に同点弾を許すと、同21分には抗議したロベルト・クーマン監督にレッドカードが提示されて退場処分。同34分に逆転ゴールを許し、1-2で痛恨の黒星を喫した。首位浮上のチャンスを棒に振ったバルセロナだが、リーグは残り5試合で勝ち点3差の間に4チームがひしめく大混戦の優勝争いとなっている。