ミランと契約延長交渉が難航の守護神ドンナルンマ、マンUとチェルシーが獲得に名乗り
ミランはドンナルンマの退団に備え、リールGKメニャンとローマGKミランテを調査
セリエAの名門ACミランは、イタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマとの契約延長交渉が難航しているが、ゼロ円移籍での獲得にプレミア勢2クラブも参戦しているという。イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」が報じている。
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ミラン下部組織育ちのドンナルンマは2015年に16歳8カ月でデビューすると、そのままミランの正GKに定着。まだ21歳という年齢ながら、セリエAでは通算200試合以上に出場しているが、今季で契約が満了する。ミランは当然のように契約延長を熱望して交渉を進めるも、金額や契約年数などの諸条件で合意できていない。代理人を務めるミノ・ライオラ氏の名前もピックアップされるが、ミランも強化責任者で元イタリア代表パオロ・マルディーニ氏が先頭に立って多くの話題に上っている。
そうしたなかで、国内ではユベントスがポーランド代表GKヴォイチェフ・シュチェスニーの移籍先を探してでも獲得する可能性が報じられている。しかし、プレミア勢からはスペイン代表GKダビド・デ・ヘアに例年通り移籍の噂があるマンチェスター・ユナイテッドと、強豪チェルシーが獲得レースに参戦しているという。
ミランはドンナルンマとの交渉が決裂した場合に備えて、フランス1部リールと今季限りで契約満了のフランス代表GKマイク・メニャンと、ASローマのGKアントニオ・ミランテを獲得する可能性を模索し始めているようだ。
ミランはスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチとの契約延長にこそ合意が発表されたものの、ドンナルンマをはじめとした今季限りでの満了選手や、来季で満了する主力級との契約交渉が難航している。
イタリア代表のゴールを今後15年は守るという評判のドンナルンマだが、ミラン残留かユベントス行きかプレミア行きか、どのような決断をすることになるのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)