「誰が抜けてもあのクラブは勝つ」 日本代表MF守田、古巣川崎の“強さ”に太鼓判
名古屋に快勝した川崎について守田が公式ツイッターで言及
J1で首位を走る川崎フロンターレは29日、上位対決となるリーグ第22節で2位名古屋グランパスと対戦し、4-0で快勝した。12試合3失点と堅守を誇る相手に対し、開始3分でU-24日本代表MF旗手怜央が先制点を挙げるなど、前半だけで3点のリードを奪う猛攻を見せた。これにポルトガル1部サンタ・クララの日本代表MF守田英正が「誰が抜けてもあのクラブは勝つよ」とその強さに太鼓判を押している。
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開幕12戦無敗(10勝2分)でリーグ最多の30得点を誇る王者・川崎と、最少失点の名古屋が激突した一戦。“最強の矛と盾”の対戦とも言われたゲームは、前半3分にあっさりとゲームが動いた。川崎のMF三笘薫が左サイドからカットイン。ゴール前へ斜めのパスを入れ、FWレアンドロ・ダミアンがポストプレーで落とすと、MF旗手怜央が反応し、ペナルティーエリア中央で右足を振り抜いてネットを揺らし、先制に成功した。
川崎の勢いは止まらず、前半10分、MF家長昭博が左サイドから高精度のクロスをゴール前に供給。L・ダミアンが打点の高いヘディングシュートを放ち、あっと言う間に追加点を挙げる。さらに前半23分、MF田中碧がコーナーキックを蹴り込み、ニアサイドでMFジョアン・シミッチが後方にフリック。これにL・ダミアンが反応し、ゴール前で押し込んでリードを3点に広げた。
後半には途中出場のFW遠野大弥がダメ押し弾。開幕12試合で3失点だった名古屋相手に、4得点する圧倒的な力を発揮した。
古巣の快進撃に守田が反応。自身の公式ツイッターで「誰が抜けてもあのクラブは勝つよ。練習を見にいけばわかる。たぶんね」と、その強さに太鼓判を押した。ファンからも「この言葉は重い!」「すげえチーム愛」「この発言にはグッときた」「全盛期の鹿島を感じた」「説得力しかないですね」と大きな反響を呼んでいる。
無敗で突き進む王者・川崎。守田の言葉をチームはプレーで証明している。