デ・ブライネの“退場疑惑タックル”が波紋 PSG猛抗議に英注目「怒り狂った瞬間」
シティMFデ・ブライネの強烈なタックルにPSGが猛抗議
マンチェスター・シティは現地時間28日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)準決勝第1戦でパリ・サンジェルマンと対戦し、2-1で逆転勝利を収めた。敵地で大きなアドバンテージを持ち帰った一方、ベルギー代表MFケビン・デ・ブライネの“退場疑惑タックル”が「デ・ブライネの退場回避に怒り爆発」と取り上げられている。
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プレミアリーグ首位を快走するシティだが、CLでは長年にわたり思うような結果を残せずにいた。しかし、今季はクラブ史上最高成績タイとなる準決勝進出。敵地での第1戦では前半15分に先制されたものの、後半19分にベルギー代表MFケビン・デ・ブライネ、同26分にアルジェリア代表MFリヤド・マフレズが連続得点し、敵地で逆転勝利を収めた。
PSGにとっては後半32分にセネガル代表MFイドリッサ・ゲイェが危険なタックルで一発退場したことで攻め込む展開にできず、痛手となった一方、同41分にポルトガル代表MFダニーロ・ペレイラがデ・ブライネに強烈なタックルを食らい、ピッチに転倒。PSGの選手は一斉に主審に駆け寄り、レッドカードの対象とアピールしていた。
最終的にはイエローカードにとどまったが、英メディア「GIVE ME SPORT」は「ネイマールやムバッペは、デ・ブライネの退場回避に怒り爆発」と見出しを打ち、デ・ブライネのタックルの場面について「PSGが怒り狂った瞬間だった。ペレイラは足を踏みつけられ、苦痛でピッチに倒れた」と取り上げている。
記事では、「PSGの選手たちはデ・ブライネを退場させようと審判に猛抗議していた。『同じだ! 同じだ!』という選手たちの声を聞き取れた」と、ゲイェが一発退場となったタックルと同じシチュエーションであると強調していたと説明している。
デ・ブライネがこのプレーで退場していたら、戦況も変わっていたかもしれない。