浦和新助っ人ユンカー、アジアでのプレー願望&日本行きの理由説明 「次のステップ」
「隔離が14日間あったのでボールフィーリングは取り戻さないといけない」
また、Jリーグでは1996年に浦和でMFブライアン・ニールセン、97年にヴィッセル神戸でMFミカエル・ラウドルップがそれぞれ1年間在籍したほかは、デンマーク人選手がプレーしていない。一方で、「日本に惹かれたもう一つの理由が、多くのデンマーク人選手が来ていなかったこと。自分が3人目であるのも嬉しい。ここではスカンジナビアの選手、デンマークの選手が良いサッカーをすると見せたい」と、ノルウェーやスウェーデン、フィンランドも含めた北欧地域とのJリーグの橋渡し的な存在になることも願っている。
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ユンカーは現在のコンディションについて、「ノルウェーのシーズンが(昨年)12月に終わり、かなりハードなプレシーズントレーニングをしたのでコンディションは良い。日本に来て隔離が14日間あったのでボールフィーリングは取り戻さないといけない。コンディションは上がっていると思う。サッカー選手だから試合に出たいけれども、そこは監督に従う」と話す。デビューの日もそう遠くないのではないかと想定される。
背番号は「7番」に決まり、「誇りを持ってこのシャツを着ている。ヨーロッパでもビッグプレーヤーが身に着ける番号で嬉しい。3歳から5歳くらいまで7番だったので面白いと思う」とも話す。そして、「サポーターの皆さんには早くスタジアムでお会いしたい。そこで7番のユニフォームを買ってください。後悔はさせません」と力強く宣言した。
すでにこのオンライン取材中にも、「こんにちは」や「はじめまして」、「ありがとう」といった日本語を自然に織り交ぜるなど、その言葉通りに日本文化へ順応していく強い意志が垣間見えた。そして、取材の最後には「またね」と砕けた表現も披露。浦和でチームに溶け込むのにも時間は掛からなさそうだ。リカルド・ロドリゲス監督の下で攻撃的サッカーを展開する今季の浦和にとって、大きな期待の懸かる新戦力が加わった。
(FOOTBALL ZONE編集部)