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“ローマの王子”トッティがセリエA史上3人目の600試合出場! 華麗なアシストで偉業を祝う
キエーボ戦で記録達成 ピャニッチの3点目をスルーパスでお膳立て
ローマの元イタリア代表FWフランチェスコ・トッティが8日の本拠地キエーボ戦で後半途中出場した。史上3人目となるセリエA通算600試合出場を果たした英雄は、後半40分に鮮やかなアシストを決める活躍を見せた。試合はローマが3-0で勝利している。
後半14分、ローマのバンディエラがタッチライン際で出番を待つと、スタディオ・オリンピコは地鳴りのような歓声が鳴り響いた。スタンディングオベーションで迎えられた英雄は、ローマ下部組織出身で1992年にトップチームでデビュー以降、ついにセリエA600試合出場を達成した。
これはACミランの元イタリア代表DFパオロ・マルディーニ氏の647試合、そして、インテルのアルゼンチン代表DFハビエル・サネッティ氏の615試合出場に続く、セリエA3人目の偉業となった。
そして、後半40分に絶妙な技を見せる。背後からの縦パスに右足ダイレクトでスルーパス。相手DFラインの裏に走り込んだボスニア・ヘルツェゴビナ代表MFミラレム・ピャニッチに完璧なパスを通し、試合を決定づける3点目をアシストした。
ピャニッチは観衆を見ながら、右手人差し指でトッティを何度も指差す。そして、喝采のなか、満面の笑顔でトッティに抱きついた。途中出場が大半のトッティだが、今季5得点5アシストと終盤戦でゴールとアシストを連発している。
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