サイドに流れるプレーは「逃亡」と断罪

「トゥット・スポルト」紙では、本田に単独最低点の5点を与えている。「魔法の杖がない司令塔。ゲームを構築するレンガを探して逃亡中」と、寸評では一刀両断されている。トップ下を「自分の家」と主張する本田の創造性の欠如を指摘し、サイドに流れて起点を作ろうとする姿は「逃亡」と断罪されている。

　リーグ戦は今季残すところわずか1試合だが、これまでで1得点3アシスト。昨季の第8節以降、わずか1ゴールで、故障による長期離脱もなかったコンディションの良い攻撃的MFとしては背筋も凍るような低調な数字となっている。暗黒期のミランを象徴するような成績だが、なんとかチームのUEFAヨーロッパリーグ出場権獲得に貢献したいところだ。

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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images